うつ病の起こる仕組みと原因
うつ病とは?
私達は、生活していく上で様々な壁にぶつかります。個人差があるものの、壁にぶつかれば、誰もが憂鬱な気分に陥ります。しかし、時間の経過と共に気分は落ち着きを取り戻し、通常生活に戻ることが出来るのですが…
時間の経過によって心のモヤモヤ、ストレスが解決されず、活力が出ない、意欲が出ない、考えがまとまらない、眠れないといった精神や体の不調、症状が長く続き、日常生活に支障をきたす病気を「うつ病」といいます。
うつ病はなぜ起こってしまうのか?
昨今の医療、検査、検査機器の技術進歩により、数年前に比べれば確定診断のパーセンテージが上がってはいるものの、うつ病は、発症する仕組みや原因がはっきりと解明されておらず、医学界では「未知の病」といってよいでしょう。あらゆる要因が積み重なって発症することは解っているのですが…
うつ病を発症させるストレス
ストレスが誘因となって発症することは間違いないうつ病ですが、このストレスは「環境の変化」だと言われています。
特に女性は気をつけたい「職場のセクハラ・パワハラ」によるものです。ニュースなどで耳にされた方もいることでしょう。妊娠をしたことを告げると職場を辞めるよう迫られたなどとの許し難いパワーハラスメントを!「子供を授かった」という喜ばしい出来事であるにも拘らず、うつ病を発症してしまい、妊娠中で薬の服用もできず気分が落ち込んでいき、結果、寝たきりになってしまうようなことは避けなければなりません。
その他、誘因となるストレスを下記に示します。
- 仕事上のトラブルからのストレス
異動、退職、単身赴任、リストラ、成績不振など - その他
更年期障害、失恋、離婚、病気、事故など
うつ病になりやすいなりやすい性格とは?
うつ病を発症しやすいと言われている性格ですが、よく言われているのが生真面目、仕事熱心、責任感が強い、人の話を聞ける聞き上手な人、他人に気を配れる人など、やはり「良い人」が発症しやすい傾向にあります。
発症しているのも気づかずに働き続ける人、発症しているのに気づいていても責任感の強さから、職場に穴をあけてはならないとの強い気持ちから働き続け、重症化してしまい入院してしまう人など様々です。些細なことや他人を見てアレっとおもったら一言かけて上げて下さい。
あなたの一言が重症化を防ぐことに繋がるかも知れません。