うつ病の方の接し方
お月さまはまん丸
私どもに、ご相談に来られる方の半数はご家族の方です。
子供が、夫が、妻が、兄弟がうつ病になってしまった。
苦しそうにしているが、自分が、どう接したらいいかわからない。
うつ病の本人も苦しいけれど周りの家族も同じように苦しんでいらっしゃいます。
ご家族の方の接し方のアドバイスが、ネット上にもいろいろとあがっています。
ここでは、私たちＹＳカウンセラーの基本姿勢を
お伝えしたいと思います。
それは佐藤康行先生の開発したＹＳメソッドのうつ病回復理論『満月理論』です。
以下、満月理論の佐藤先生の言葉です。
ここから、お月様を見て、三日月を見て、「丸」という人はいない
「三日月です」という
その三日月をうつ病だと思ってください
でも
三日月の形の月が宙に浮いているわけではないのだ
月は常にまん丸 満月だ
三日月を見て満月ととらえれるかどうか。
うつ病を見て何の問題もない捉えられるかどうか
そんな事言ったら
あいつおかしいんじゃないか
どこ見ているんだ
三日月だと
みんなから総攻撃を受ける
どっちが真理なのか？
言うまでもなく、お月は常にまん丸なのだ
それが真理
人間の本質の中に
うつ病なんてない
統合失調症なんてない
三日月は、 光が当たっているところだけが見える
だから、あのように見える
目の錯覚というか、光加減というか
そのように見えるだけ
人間の場合は特に、みんなから総攻撃を受けて
「あいつおかしくなった」といわれれば、
どんなまともな人でも自分はおかしいと感じてくる
皆さんも
家に帰っても「おかしい」といわれ
会社に行っても「おかしい」といわれ
友達にも「おかしい」といわれたらおかしくなりそうでしょ？
一種の風評被害のようなものです
そのおかしいと思われる人を見て
まともな人として相手に出来るかどうか
それがうちのクリニックのやり方です
※うちのクリニック＝東京八重洲の心療内科・精神科「ＹＳこころのクリニック」
